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2015年07月

15分939円で作った卓上簡易エアコン

2015年07月18日
こんにちは。名古屋市緑区の税理士 米津です。

今回は、税金・会計とは全く関係ない話題です。



簡易エアコンを自作してみたという話題です。



私の事務所は、ビルにテナントとして入っています。





天井埋め込み式のエアコンが2台設置されていました。



移転の際、壁を仕切るのにこの2台のエアコンをどうするかが問題になりました。

結局、1台は応接スペース2部屋用に、もう1台が仕事スペース用になりました。



仕事スペース用のエアコンの吹き出し口は、
スタッフの机からは近いのですが、
私の席からはとても遠く、
さらには、角を曲がらないと見えない位置関係にあります。


逆にはできませんから。(スタッフ優先)



ある程度覚悟していたのですが、
私の席はエアコンがほとんど効きません。

そのうえ、窓からはスクリーン越しに陽が差し込んできます。

この時期は最悪の作業環境です。



やむなく、ミニ扇風機を使用してきました。


今回は移転後3回めの夏。


最近の暑さには、暑さに強い私ももう我慢ができなくなりました。




最初は、スポットクーラーを購入しようとしたのですが、
暖かい排気がでるんですよね。


排気ダクトがオフィス用の窓から出せませんので
設置NG!!


何かないかとインターネットで検索したところ
見つかったのが、「ゴー・クール」というアメリカの製品。


水冷式なので、温かい排気はゼロです。
良さそうなのですが、日本で購入すると12万円ほどします。


あまり効かないとの口コミもあって、
そんなものに10万円を超す買い物はリスクが高いです。




諦められずに検索したところ、次に見つかったのがこの動画

https://youtu.be/FaC0dlRENk0

8ドルで自作したエアコンの動画です。




これを真似てみることにしました。


必要材料は、
・保温用発泡スチロール箱
・ミニ扇風機
・ダクト
です。



ちょうど発泡スチロールの箱は、お中元でいただいた容器がありました。
幅が28cmとやや小ぶりですが、テストには充分です。
したがって、0円。(タダ)

ミニ扇風機は、量販店やホームセンターへ見に行ったのですが、
安いものでも2000円ほどします。

テスト用にはやや高いかな。

USBから電源を取るタイプならありました。安いのが。
100円ショップダイソーで324円。
これなら、失敗してもいい金額です。

ダクトは適当なものがなく、ホームセンターで購入。
首が45度から90度に自由に曲がるタイプで615円

つまり、材料費は合計939円(324円+615円)になりました。




早速作成開始!!

まずは、発泡スチロール箱に、扇風機用とダクト用の穴をあけます。






扇風機用は、扇風機の保護カバー部分をはずして、
その外側に沿ってボールペンで円の印をつけました。

保護カバーの出っ張りをストッパーにしたいので、
その内側にもう一本円を描きます。

ダクト用は、ストッパーになるものがありませんので、
ピッタリの穴になるように
ダクトのまわりをボールペンでなぞります。

カッターナイフで、先ほどの印に沿って切っていきます。

発泡スチロールは、荒く切ると多くのゴミが出てしまいますので、
ゆっくりゴミが出ないように切っていきます。









扇風機は脚は使いませんので、はずして設置。

ダクトは、発泡スチロール自体の伸縮である程度固定されるように
はめ込みます。

これで出来上がりです。





この工作の所要時間は、わずか15分ほどです。

あとは、箱を開けて、
中に保冷剤を敷き詰めます。

お菓子用の保冷剤が冷凍庫にあったので、それを設置。



ペットボトルを凍らせたものでもよいでしょう。



これで準備OKです。



早速、扇風機のスイッチオン!!

順調にダクトから風が出てきました。



どのくらい涼しいか気になりますよね。



正直に言います。


顔から簡易エアコンまでの距離は20-30センチ。

ミニ扇風機よりは少し涼しいといったところ。


顔を10センチぐらいまで近づければそれなりに涼しいです。


保冷剤は、半日程度はもちます。

全体的には、今回作成したものは風量が足りない感じです。

USB接続のミニ扇風機では風力が不足してきるのでしょう。

これを、通常電源で風の強さを2段階にできるミニ扇風機に換えれば
もう少し涼しい風が出そうです。

それでも、現在のミニ扇風機よりは間違いなく涼しいです。



1000円かからず、そのうえ、工作時間も15分。

私と同じように少しでも暑さをやわらげたい方は、
試してみてはいかがないでしょうか。


【投稿者:税理士 米津晋次
※当ブログの記事は、投稿日現在の税制などに基づいております。その後改正があった場合には、ブログの記事が最新の税制に適合していない場合もございます。
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出国税で課税逃れは許さない!

2015年07月23日
こんにちは。税理士の米津晋次です。(名古屋税理士会所属)

夜も暑くてなかなか眠れませんね。

エアコンはつけずにがんばっています!!
(でも、これは健康にはよくないそうです。)





さて、毎朝3分の知恵チャージ「JIJICO」に

先日、私が執筆した記事が掲載されました。

タイトルは、

「課税逃れは許さない!出国税はビジネスの海外進出を阻む障壁?」

です。



http://jijico.mbp-japan.com/2015/07/13/articles18099.html

株式等を売却して利益が出たときには、当然所得税・住民税が課税されます。

でも、6月までは合法的にその税金を逃れる方法があったのです。

その方法とは・・・




じつは、世界には株式等の売却益に税金がかからない国があるのです。

シンガポール、香港、スイス、ニュージーランドといった国です。

そうです。

所有する株式等をこれらの国へ持ち出し、その国で売却すれば税金がかからないわけです。

こういった税金逃れを防止するために2015年7月から導入されたのが
「出国税」なのです。


株式等を1億円以上もっている人が対象ですので、対象者はわずかですが、
金額は大きいですから。


この出国税の内容ですが、
海外へ株式等を持ち出したときに、
そのときの時価で売却したものとみなして税金を納めよ、

という厳しい内容になっています。


売却して利益を得たから、日本国内と同じ税金を払え、ならわかるのですが、

まだ売ってもいないのに、先に税金を支払えというのです。

税金には、担税力があることが重要ですから、なんともひどい仕組みです。


ただ、この出国税は富裕層が対象ですから、
それくらいの税金は大したことがないのかもしれませんね。

納税猶予制度も用意されていますし。



最近は、完全に富裕層をターゲットに税金を徴収しようとした動きになっています。

来年からはじまるマイナンバー制度も、

富裕層の財産を把握しようとすることも主な目的のひとつのようです。



この出国税の意図はわかるのですが、

これがかえってベンチャー企業などの海外ビジネス展開に
ブレーキをかけることにならないかが心配です。


【投稿者:税理士 米津晋次
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