2006年4月7日 【マトリックス通信】で再度紹介されました

 【名古屋の税理士のブログから】

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□■  戦略会計・DC・マトリックス会計

□■   社長のための会計学 【 マトリックス通信 】

■■   Vol.48 2006/04/07

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■先週のメルマガ Vol.47 2006/03/31号【分かりやすい会計】に

北海道の読者の方からメールをいただきました。

☆★ 読者からのメール ★☆

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■メールの兄ちゃんに注意するとは勇気がありますね。[^^]

私は相互紹介などを通して、100誌近くのメルマガをとっていますが、

最後まで全部読むメルマガは、宇野さんのメルマガだけでした。

■税理士さんの作る決算書は税務署(税金申告)のためと言う部分は

いつも納得しています。

社長の意思を繁栄した決算書を作りたいものですね。

もっとも、そのこと自体に何の疑問も持っていない社長が

ほとんどと考えられます。そのためにもMGは必須です。

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●100誌ものメルマガを読んでいるとはスゴイですね。

「決算書を経営に活用しようとすることが間違っている!」

などと書いた翌週は必ず読者が減ります。(^_~;

タダでさえ読者が少ないのに、一気に数名も減ると

やはり「読者受けする内容も必要なのかな」と考えることも

あります。

でも 今回のように励ましのメールをいただくと

また勇気がわいてきます。

●先日「国家の品格」という本を読みました。

MG仲間では話題になっている本です。

「ダメなものはダメ」

ダメなものに理屈はいりませんね。

「決算書なんかいくら分析したってG(利益)は増えませんよ。」

こういうことを言うからまた読者が減るんだよねぇ。

でも まっ いっか!!!

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●昨年の10月に、名古屋で実験的に行なった「実践!戦略会計」セミナー

に「一人の税理士」が参加しました。

実際に企業が作成した生の「決算書」に対して、

税務申告のために処理を行っている部分をできるだけ排除します。

企業の本当の収益構造を見るためです。

個別対応なので、6社限定で行ないましたが、参加された建設業の方は

黒字の決算書が実は赤字だったという結果に、とても驚かれました。

●そしてこの税理士の方が、いま名古屋地区で

「戦略会計・ダイレクトコスティング・マトリック会計」

を広め、経営者の方々に「真の会計の意味や目的」を伝えるために

ご協力いただいています。

●「戦略会計」の特徴は「利益を作り出す」部分にあります。

この考え方はすべての企業に当てはまります。

なぜか?

企業が利益を生み出す瞬間とは「製品や商品あるいはサービス」などを

相手に提供した時に限られるからです。

そして会計は企業の業績を評価する部分に過ぎません。

●経営者が「戦略会計」を実践した場合、

これまでの会計の考え方で作成された「月次や年次の帳表」には、

経営者の意思や儲けの実態が反映されません。

まずは、分かりやすい会計に置き換えてみよう!

というのが、DCを前提とした戦略会計であり、

その先のマトリックス会計なのです。

●会計事務所や経理部門では「帳表」を重要視する傾向があります。

確かにそれはとても重要なことです。

しかし、もっと重要なのは、「会計に対する考え方」です。

税務申告さえすればいいや!

ではなく、せっかく作成した会計の情報をどう活用していくか

ですよね。

●その名古屋の税理士、米津晋次さんのブログに掲載された文章を

抜粋しましたのでご覧ください。

☆★ 名古屋『よねづ会計』のブログから ★☆

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■今日は、岐阜県までマトリックス会計ソフトの

導入指導に行ってきました。

マトリックス会計「MX-PRO」

このソフトは、私がお勧めしている、「戦略会計」の考えに基づいた

MQ会計表(STRAC表)やマトリックス会計表を、

勘定奉行と連動して作成する経営者のためのシステムです。

■日常行なう「会計仕訳」は、結果的に残高が合っていれば

その過程は問いません。

しかし、マトリックス会計では「借方、貸方」の組合せによって

それぞれ該当欄へ表示しますので、仕訳の過程がとても重要になります。

そしてその結果から得られる情報量はすばらしいものがあります。

■通常バラバラに表示されている

・貸借対照表

・損益計算書

・製造原価報告書

・キャッシュフロー計算書

がたった1枚のシートで一覧できるのです。

■異常な仕訳もすぐに発見できます。

通常は表示されるはずのないところに

数字が表示されるからです。

仕訳の間違いも発見しやすく、

また、偽装仕訳の操作もすぐバレてしまいます。

今日も、売上割引やクレーム損失分が

売上値引き処理されていた等の異常仕訳が見つかりました。

■ところで、制度会計で強制される

全部原価計算(FC)のもとで計算された

製造業の期末棚卸高には、

直接原価計算(DC)の考え方からすると、

固定費対応分が過大に計上されていることになります。

■本日の訪問先でも、DCによる貸借対照表では、

月末の棚卸高に含まれる固定費分が棚卸資産から

除外されて計算されるため、

負債は変わらず資産だけが減少することになり、

その結果自己資本比率が10%ほども低下するという

ショッキングな数字になりました。

でも、これが企業の実態のなのです。

指導しながら、戦略会計・DC・マトリックス表の

すばらしさを再確認した1日でした。

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★よねづ税理士事務所

税理士 米津晋次 E-mail:info@nagoya-zeirishi.sakura.ne.jp

〒458-0801 愛知県名古屋市緑区鳴海町字米塚45-1

第二福岡ビル1階B(有松駅すぐ名古屋方面線路沿い南側)

URL:https://www.yonezu.net/

TEL:052-621-6663 FAX:052-621-6669

●「実践!戦略会計」のセミナーは、

現在「有料セミナー」として個別指導を行なっています。

ご希望の方はお問合せください。

☆問合せ先は

アイティーエス経営支援開発室 宇野 寛 uno@its-mx.co.jp

あなたの企業の収益構造の実態を浮き彫りにします。

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■■ TOC研修 特別コース(2日間)のご案内

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●衝撃的な生産革命をもたらした「ザ・ゴール」。倒産寸前の企業が数ヶ月

で利益は倍に、在庫は半減、リードタイム短縮など、驚異的な復活を遂げ

たあのTOC理論を、たった2日間で、ゲーム感覚で楽しく身につけるこ

とができます。

★ ★ ★

開催日:2006年4月15日(土)・16日(日)

会 場:新潟厚生年金スポーツセンター(宿泊研修室「角田」)

〒950-2261 新潟市赤塚4627-1 TEL:025-239-3232

講 師:ソフトパワー研究所 清水信博氏

受講料:38,000円(食事・宿泊費・交流会費込み)

★ ★ ★

☆TOCに関するお問合せ:http://spken.cocolog-nifty.com/seminar/

ソフトパワー研究所

〒950-0921 新潟市京王1-20-5

TEL:025-287-0535 FAX:025-287-1214 MAIL: mle02756@nifty.com

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■■ 【第9回】 軽井沢戦略MGジュニアコースのご案内

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日 時:2006年4月22日(土)・23日(日)

初 日 10:00開始~20:00終了(受付 9:00より)

2日目  9:00開始~17:00終了

会 場:加藤科学振興会 軽井沢研修所

長野県軽井沢町大日向5607

TEL:0267-45-5315 FAX:0267-46-3191

受講料:西研MG初回の方35,000円  2回目より30,000円

(別途宿泊費・交流会費8,000円)

講 師:株式会社 西研究所 西 順一郎氏 ・ 西 佳恵氏

携行品:鉛筆(ボールペンはダメ)・消しゴム

電卓(大きめのもの)またはポケコン

軽装でどうぞ(ネクタイ不要)洗面具・タオル・宿泊用具

申込先:軽井沢MG研究会  芦田 友久  TEL:0268-42-2928

メールアドレス CZU05135@nifty.ne.jp FAX:0268-42-3611

〒386-0411 長野県上田市生田2863  携帯:090-2324-9895

☆お申込みは、FAXまたはメールでお願いいたします。

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