MG研修事前ルール説明他


MG研修を初めて申込みいただき、ありがとうございます。
MG研修のインストラクターを務めさせていただきます米津晋次です。
よろしくお願いいたします。

このページは、株式会社みらい主催のMG(マネジメントゲーム)1日研修に参加される方へ、MG(マネジメントゲーム)のルールについて事前に説明するものです。


当日は、できるだけルール説明を詳しくしたいところですが、残念ながら時間的に不十分です。
そこで、事前にルール表のダウンロードと、ルール説明の動画をご覧いただき、ある程度理解をしていただきたいと思います。
「MGのルールを完全に覚えてきてください」という訳ではありません。
当日の午前中に行う第1期は練習ゲームですので、そこで主なルール確認もしていきます。
しかし、当日スムーズに研修を進めるために、お忙しいところ恐縮ですが、事前にお時間をつくってできるかぎりルールを覚えていただけますでしょうか。
ご協力をよろしくお願いいたします。
※ 動画は、私が作成したもので見にくい、聞きづらい点などが多いと思いますが、ご容赦願います。

※ 本来のMGルールを一部変更しているところがございます。

■MGルール表

動画をご覧になる前に「MGルール表」をダウンロードして印刷をお願いします。
このMGルール表をお手元に用意して説明動画をご覧ください。
MGルール表ダウンロード(PDFファイル)



■ルール説明動画(AルールとBルール)

※音が出ますので、状況によってはイヤホンを事前にご用意願います。

※合計で約28分です。リラックスしてご覧いただけば結構です。

※最初は、番号順にご覧ください。

(01)ルール説明(全体)



【ポイント】自分の順番のときに選択できるのが「Aルール」、ほかの人の順番のときでもできるのが「Bルール」。

(02)Aルール(買う~売る)



【ポイント1】ゲーム盤中央の緑色のカードをひいて「意思決定」がでれば、Aルール1から8のうち好きなこと1つができる(何もしない、でもOK)。しかし、「リスクカートをひく」がでたら好きなことはできず、ピンクの「RISK」カードをひいてそれに従うことになる。
【ポイント2】あなたの会社は製造業です。製造業の基本は「買う(材料仕入)→「作る」(投入・完成)→「売る」(商品販売)です。なお、MGでは現金取引のみです。売掛、買掛はありません。
【ポイント3】買う(材料仕入):仕入れる市場によって単価が異なる。(市場名のまわりの青い数字が材料単価)。お金のある限りいくつ買ってもOK(ただしゲーム開始1週目は3個以内)。海外市場は16円。購入した材料は会社盤の「材料倉庫」に置く。
【ポイント4】作る:「投入」と「完成」の2段階で製品となる。「投入」も「完成」も材料1個あたり1円が必要。
【ポイント5】売る:MGは市場で自由競争。がんばって売らないと1つも売れない厳しいルール。でもここが面白い。

(03)Aルール(設備)


【ポイント】設備は3種類。製造能力(一度に何個作れるか)は、小型機械は1、アタッチメント+1、大型機械4。

(04)Aルール(人)


【ポイント1】採用は一度に3人まで。クビにはできない。
【ポイント2】ワーカーは機械1台ごとに1人必要。(小型機械にアタッチメントをつけても2台ではなく1台)
【ポイント3】セールスマンがいないと販売できない。セールスマン一人あたりの販売能力(一度にいくつ販売できるか)は2。

(05)Aルール(戦略チップ)


【ポイント1】共通:1枚20円。一度に1枚しか買えません。
【ポイント2】赤チップ(広告):1枚ごとに販売能力が+2になる。
【ポイント3】青チップ(研究開発):入札で有利になる。
【ポイント4】黄チップ(教育):製造能力+1と同時に販売能力も+1になる。ただし、1期で有効は1枚のみ。
【ポイント5】共通:戦略チップは効果が残る。同じ色を複数枚もっていると、各色2枚目からは翌期も有効。ただし、各色3枚まで。

(06)Bルール


【ポイント1】緑チップ(コンピュータ):製造能力+1。1枚しか購入できない。期末に返却。
【ポイント2】橙チップ(保険):このチップだけ5円。1枚しか購入できない。期末や災害に遭うと返却。保険金は火災が8円/被害枚数枚、盗難が10円/被害枚数。
【ポイント3】無災害倉庫:火災、盗難から守ってくれる。2台重ね禁止。ただし、台からこぼれたものは被害を受ける。1台借りたら、材料公庫・営業所の守りたい方に自由に移動可能。
【ポイント4】配置転換:意思決定カードをひいてから配置転換はできない。
【ポイント5】機械下取り:売却額は購入額の半額。
【ポイント6】材料売却:1個10円で無条件で販売できる。資金不足対策でまず使う。
【ポイント7】短期借入:期末でしか借りられない。金利20%、元金は残高の20%返済
【ポイント8】長期借入:原則期首で借入(第3期のみ)。借入可能額は、2期終了時の自己資本の半額。

お疲れ様でした。
やってもないもののルールを覚えるのは大変ですね。
もういい、なんて言わないでください。
当日は、きっと楽しんでいただけると思います。(もちろん勉強にもなります。)
私が全力でサポートさせていただきます。
できれば、もう一度ご覧いただくと頭に入ります。
当日皆様にお会いできることを楽しみにしております。

インストラクター 米津 晋次

なお、さらに余裕がある方は、次の動画もご覧ください。
ポイントを見るだけでも結構です。

(01)MGの概要


【ポイント1】MGは、戦略会計の教育ツール
【ポイント1】まずはやる!繰り返し繰り返しやることでMQ会計の考え方が体に染みつく。
【ポイント2】決算は手書きで作成する。これをやらないと決算書は理解できない。

(02)商品販売(売りまーす)


【ポイント1】親子:「売ります」と言った人は「親」、ほかの人は「子」
【ポイント2】親:自分の販売能力の範囲内で空いている市場(「マーケットボリューム」>中の数)へ売る。
【ポイント3】子:自分の販売能力の範囲内、かつ、親の出した個数以内で親に対抗する。

(03)商品販売(プライスカードの準備)


【ポイント1】プライスカード(20円から40円)から売りたい価格のカードが上になるようにする。ただし、市場の上限価格の範囲内。
【ポイント2】入札の結果、声が安い人から親の出した個数分売れることになる。
【ポイント3】売れた人は、商品を市場の中に入れる。売れなかった人は商品を自分の「営業所」に戻す。(材料倉庫に戻さない)

(04)商品販売(いくらと言えばいいのか)


【ポイント1】親は、カードより2円下げて言う。
【ポイント2】青チップ(研究開発)のチップをもっていると、1枚あたり2円カードより低い価格を言う。
【ポイント3】売れた場合は、声の価格ではなく、カードの価格で記入する。

(05)商品販売(誰が売れるのか)


【ポイント1】声が同額になった場合は、まず、青チップの枚数が多い人が売れる。
【ポイント2】青の枚数が同じ場合は、親が売れる。
【ポイント3】青の枚数が同じで、子同士の場合は、再入札。再入札は、前より価格を下げなければならない。再入札は、決着がつくまで繰り返す。(途中で辞退も可能)

(06)商品販売(複数市場販売)


【ポイント1】複数市場の販売は、合計の販売個数が販売能力で範囲内で可能。
【ポイント2】子も、合計で販売個数が自分の販売能力の範囲内、かつ、親の出した個数以内で対抗。
【ポイント3】親は、別々に入札するか、同時に入札するかの選択ができる。
【ポイント4】その選択後、子は市場の移動は禁止。辞退は可能。

(07)Cルール


【ポイント1】当日説明します。
お疲れ様でした。