《コラム》これは使える!小規模事業者持続化補助金


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皆さんこんにちは。税理士の米津晋次です。

先週の2015年2月27日(金)に募集が開始された「小規模事業者持続化補助金」をご案内します。

この補助金は、チラシはHP作成などの販売促進に使えるもので
補助対象経費の2/3以内(上限50万円。一定条件を満たせば100万円)の補助を受けられます。
補助ですので、返済する必要のない、つまりもらえるものです。

補助金は採択される確率が低く難しいものが多いですが、
この「小規模事業者持続化補助金」はポイントをおさえた申請書を提出すれば、採択されやすい補助金です。

販売促進を考えているお客様には、ぜひこのチャンスを積極的に活かしていただきたいと思います。

小規模事業者持続化補助金の概要

【補助金の目的と補助額】
小規模事業者が、商工会議所・商工会と一体となって、販路開拓に取り組む費用の2/3を補助。
上限50万円。雇用を増加させる取組については上限100万円。
補助金ですから返済する必要はありません。

【対象者】
小規模事業者(業種は問いません)

具体的には、常時使用する従業員の数が
・卸売業・小売業:5人以下
・サービス業(宿泊業・娯楽業以外):5人以下
・サービス業のうち宿泊業・娯楽業:20人以下
・製造業その他:20人以下
です。

【対象となる取り組みの例】
・広告宣伝費:新たな顧客層の取り込みを狙い、チラシを作成・配布
・ホームページ、facebookページ、作成
・幅広い年代層の集客を図るための店舗の改装
・展示会や商談会への出展
・新たな市場を狙った商品パッケージや包装紙・ラッピングの変更

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【対象経費】
店舗改装費、広報費、展示会等出展費、旅費、委託費等など。

※「補助金交付決定通知書」の受領前に支出した経費は対象になりません。

【募集締め切り】
一次締切:3月28日(金)
二次締切:5月27日(火)

採択されるためのポイント

採択される可能性を高めるためには、
提出する「経営計画書」と「補助事業計画書」の作成にあたって
次のポイントを押さえておく必要があります。

(1)補助金の目的に沿っていることをアピール

簡単に言えば、自社の経営計画がこの補助金の目的に沿っている点をアピールすることです。

この補助金の目的として、「小規模事業者の地道な販路開拓(創意工夫による売り方やデザイン改変等)の取り組みを支援する」とされていますので、

これまでの自社・他社の取組と異なる点や創意工夫した点、特徴などを計画書に明確に記載する必要があります。

「業界初」とか「地域初」というように「○○初」と表現できれば最高です。

(2)補助金共通の目的にも沿っていることを表現

さまざまな補助金をなぜ国が給付するのかを理解することも採択への近道となります。

ひとつには、経済効果という点です。
その事業によって、どれだけの売上が見込まれ、どれだけの利益を得られるかということです。
もっと端的に表現すれば、その事業によってどれだけ多くの税金を納めてもらえるか、です。

国が補助金を給付しても、その経済効果がなければ捨て金になってしまいますから。

売上高、利益、増加する客数などを具体的な数字で記載しましょう。

また、その事業によりどれだけ社会に貢献ができるのか、ということも大事です。
自社だけが儲かる、という事業よりも、その事業によって多くの人が喜ぶものの方がいいはずです。

この事業によって雇用が増えるということもとても大きな社会貢献になります。

何人雇用が増やせる予定かを数字で表現してください。

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(3)数字をチェック

数字の計算が間違っていたり、矛盾があってはいくら独創的な計画でも不採択になります。

計画を作成する際は、エクセルなどの表計算ソフトで作成し、それを指定様式に転記するといいでしょう。
計画書が完成したら再度数字のチェックをしっかりしてください。

このようなポイントがしっかりと記載された「経営計画書」「補助事業計画書」であれば、
採択される可能性はかなり高くなると思います。

申請手続き

指定様式をダウンロードして、「経営計画書」と「補助事業計画書」(指定様式)を作成します。

そのコピーを最寄りの商工会議所に提出し、「事業支援計画書」の作成・交付を依頼してください。

もし申請される場合は、締め切りまでの日数に余裕(最低1週間)をもって早めに依頼してください。

公式資料及び指定様式のダウンロードなど

次のサイト(日本商工会議所)の資料をご確認ください。
http://h26.jizokukahojokin.info/

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